そんな方にオススメなのが LANSKY の砥石。そもそもはナイフを研ぐのに揃えたのですが、ステンレスの包丁を研ぐのにもオススメです。
![LANSKY-004.png LANSKY 004](http://azur256.com/wordpress/wp-content/uploads/2012/12/LANSKY-004.png)
包丁を研ぐと言えば砥石を思い浮かべますが、普通の砥石では鋼の包丁を研ぐのは問題ありませんが、ステンレスの包丁を研ぐのは大変です。できればセラミックの砥石などを用意した方がいいです。また、砥石も荒砥、中砥、仕上砥など種類があって、揃え始めると場所も取ります。
もっと困るのが砥石は慣れるまで角度が一定にできずに、刃がキチンと出せない事。毎日研いでいれば慣れると思いますが、普通は月に1回でも研げば多い方だと思いますので、なかなか慣れるのは難しいと思います。
今回のオススメ LANSKY はそもそもはナイフ用のシャープナーで初心者でもそこそこの刃が付けられる砥石のセットです。ナイフ用のシャープナーなので、ステンレスや合金にも対応できます。
私が所有しているのは LANSKY の Natural Arkansas Kit をベースとして自分で2本の砥石を追加したもの。
![LANSKY-001.png LANSKY 001](http://azur256.com/wordpress/wp-content/uploads/2012/12/LANSKY-001.png)
最近は、アーカンサスの砥石もあまり見かけなくなってきました。人工ダイアモンドの方が研ぎは早いからかもしれませんね。
ベースの Natural Arkansas Kit は LS350、LS600、Black Hard Arkansas が入っています。これでに、Universal Mount と LS120 を追加しています。
![LANSKY-002.png LANSKY 002](http://azur256.com/wordpress/wp-content/uploads/2012/12/LANSKY-002.png)
LS120 とか LS350 というのは砥石の粗さを示したもので、番号が小さいほど粗い砥石になるので刃をキチンとつけたり、刃の角度を変えたりするには、小さい番号が必要になります。普通は LS350からあれば良いと思います。
![LANSKY-006.png LANSKY 006](http://azur256.com/wordpress/wp-content/uploads/2012/12/LANSKY-006.png)
LANSKY が素晴らしいのは、ガイドホールで研ぐ刃の角度を指定できる事。17度から30度まで4種類の角度を設定できます。実際にはブレードの長さによって角度が変わるのですが、この角度を指定できることがとても重要です。
ちなみに、17度はカミソリのような鋭利な角度。普通の包丁は20度で充分だと思います。
![LANSKY-011.png LANSKY 011](http://azur256.com/wordpress/wp-content/uploads/2012/12/LANSKY-011.png)
Universal Mount を使って、包丁をこのように固定して研ぎます。
(ボケちゃってます。すみません)。
![LANSKY-007.png LANSKY 007](http://azur256.com/wordpress/wp-content/uploads/2012/12/LANSKY-007.png)
LANSKY は 10 年以上使っています。最初は キャンピング用のナイフを研ぐために購入したのですが、最近はもっぱら包丁を研ぐためのものに。オイルストーンなので研ぐ際にオイルが必要なのが一般の家庭には難点かもしれませんが、道具のメンテナンスと割り切って使ってみてはいかがでしょうか。
オイルが嫌という方には、スパイダルコのトライアングルシャープナーというのもあります。包丁を研ぐのにはこちらも良いと思います。
ナイフの刃を鏡面仕上するなら LANSLY の Black Hard Arkansas がオススメです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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