先日、以下のエントリで Witch というタスクスイッチャーをご紹介しました
新しい Macbook Pro に何はさておきインストールした15のツールと1つのフォント
Witch (価格: ¥1,400)
カテゴリ: ユーティリティ
販売元: Many Tricks
今日ご紹介するのは、同等の機能を提供してくれる無償のタスクスイッチャーをご紹介します。無償なのはもしかしたらベータ版だからかもしれませんが…
HyperSwitch
Mac は標準でタスクスイッチャーを搭載していますが、これはアプリケーション単位でのスイッチです。一つのアプリで複数のウィンドウが立ち上がるような場合は、ウィンドウ単位で切り替えたいですよね。 Windows の場合はウィンドウ単位なので、Windows から移ってきたユーザさんは特にそう感じるのではないでしょうか。
先日ご紹介した Witch もウィンドウ単位でスイッチできますが、HyperSwitch も同じようにウィンドウ単位に切り替えができます。
実は、Witch は起動するときにちょっと引っかかる事があって、それがストレスになっていたのですが HyperSwitch は今のところ引っかかるようなシーンはありません。
ベータ版ですが全く普通に使えます。Known issues は以下の通りですが、もうすぐ正式版になりそうな完成度です。
- Previews sometimes don’t show up immediately (wait a few seconds).
- Some preferences are not working at all.
- No option to show minimized windows yet.
- Snow Leopard support is untested.
Witch と比べてお勧めできる点は以下の3つ
- 動作がとにかく軽快なこと
- デフォルトで ⌘+Tab を上書きしてくれること。
標準と同じキーで操作できるのは重要です。Witch の場合は、キーリマッピングツールと組み合わせないと実現できないので、この点はうれしいです。 - アプリケーションの中でのスイッチングができること
設定画面で “current app’s windows” をキーアサインすると、そのキーで今のアプリケーションに閉じたウィンドウスイッチングができます。
逆にちょっと辛いのが Spaces 単位にアプリが表示されること。今、表示されている Spaces のアプリが順番にならんで、その後に他の Spaces のアプリが来ます。
そのため、Spaces の間で二つのアプリを行き来しようとすると、2 つのアプリが隣り合わせにならない、というケースがあります。この点は Witch の方が優れています。Mac OS X 標準のタスクスイッチャーも Spaces を意識しない順序になるので、要望すれば実現してもらえそうな気がします。後で要望しておきたいと思います。
とはいえ、少なくとも今は無料なので Witch は高いから、と見送っていた方は試してみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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