これはなかなか良いものですよ。
木箱に収められているだけかしこまってしまう
木箱は日本では昔からあるパッケージの方法なのですが、なぜか緊張しますよね。この木箱もとても凝った作りをしています。箱は桐箱で、蓋を留めている紐は「真田紐」という紐を手作業で房を作っているとか。
木箱を開けると説明書と商品がお目見えします。タイトルには「Elegance Kyo-sensu」と書かれています。
商品の説明書を開くと英語で解説が書かれています。外国の方へのプレゼントにも配慮しているのでしょう。とても良いことだと思います。(裏面に日本語でも説明が書かれています)。
さて、いただいた京扇子が登場です。竹で出来た仲骨の側面が良い風合いです。大事に使うと使い込むにしたがって、どんどん良い色になっていくんでしょうね。
地紙の部分は和紙を柿渋染したものだそうで、非常にしっかりしています。
黒という色は深みによって色合いが違う、とても繊細な色なんだということを実感させられました。この黒はとても深い色合いです。
要に結ばれている組ひもは正絹をつかっているそうで、しなやかにも関わらず張りがありとても美しいです。
扇子は裸で持つのでは無く、やはり扇子袋に入れて持ち歩きたいですよね。(裸でカバンの中に入れておくと、擦れてすぐに痛んでしまう)。
この扇子袋は麻で作られているような手触りでとても涼しげです。暑い時に使う扇子だからこそ、袋が涼しげなのは扇子を使う前から気持ちよくなりそうですね。
たかが扇子をこれだけの写真でご紹介した理由、分かっていただけましたでしょうか。本当はフォトブースで撮影した方が良いくらいの逸品なのです。ちょっと普段使いするのが憚られるくらい。でも、道具はつかってこそなんぼですから、使わなければ、ですね。
それにして、この WDH というお店、なかなか渋いです。青磁の湯飲みとか起き風鈴とか、気になる商品が色々ありました。皆さんもMade in Japanのプレゼント、いかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
左のアイコンをクリックして、このブログを Feedly に登録していただけると嬉しいです
Facebook ページでも情報を発信していますのでよろしかったら「いいね!」をお願いします
RSSリーダへの登録は こちら からどうぞ。
コメントを残す