これはなかなか良いものですよ。
木箱に収められているだけかしこまってしまう
木箱は日本では昔からあるパッケージの方法なのですが、なぜか緊張しますよね。この木箱もとても凝った作りをしています。箱は桐箱で、蓋を留めている紐は「真田紐」という紐を手作業で房を作っているとか。
![IMG_0268.JPG IMG 0268](https://azur256.com/wordpress/wp-content/uploads/2017/04/IMG_0268.jpg)
木箱を開けると説明書と商品がお目見えします。タイトルには「Elegance Kyo-sensu」と書かれています。
![IMG_0271.JPG IMG 0271](https://azur256.com/wordpress/wp-content/uploads/2017/04/IMG_0271.jpg)
商品の説明書を開くと英語で解説が書かれています。外国の方へのプレゼントにも配慮しているのでしょう。とても良いことだと思います。(裏面に日本語でも説明が書かれています)。
![IMG_0273.JPG IMG 0273](https://azur256.com/wordpress/wp-content/uploads/2017/04/IMG_0273.jpg)
さて、いただいた京扇子が登場です。竹で出来た仲骨の側面が良い風合いです。大事に使うと使い込むにしたがって、どんどん良い色になっていくんでしょうね。
![IMG_0274.JPG IMG 0274](https://azur256.com/wordpress/wp-content/uploads/2017/04/IMG_0274.jpg)
地紙の部分は和紙を柿渋染したものだそうで、非常にしっかりしています。
![IMG_0275.JPG IMG 0275](https://azur256.com/wordpress/wp-content/uploads/2017/04/IMG_0275.jpg)
黒という色は深みによって色合いが違う、とても繊細な色なんだということを実感させられました。この黒はとても深い色合いです。
![IMG_0276.JPG IMG 0276](https://azur256.com/wordpress/wp-content/uploads/2017/04/IMG_0276.jpg)
要に結ばれている組ひもは正絹をつかっているそうで、しなやかにも関わらず張りがありとても美しいです。
![IMG_0280.JPG IMG 0280](https://azur256.com/wordpress/wp-content/uploads/2017/04/IMG_0280.jpg)
扇子は裸で持つのでは無く、やはり扇子袋に入れて持ち歩きたいですよね。(裸でカバンの中に入れておくと、擦れてすぐに痛んでしまう)。
![IMG_0281.JPG IMG 0281](https://azur256.com/wordpress/wp-content/uploads/2017/04/IMG_0281.jpg)
この扇子袋は麻で作られているような手触りでとても涼しげです。暑い時に使う扇子だからこそ、袋が涼しげなのは扇子を使う前から気持ちよくなりそうですね。
![IMG_0282.JPG IMG 0282](https://azur256.com/wordpress/wp-content/uploads/2017/04/IMG_0282.jpg)
たかが扇子をこれだけの写真でご紹介した理由、分かっていただけましたでしょうか。本当はフォトブースで撮影した方が良いくらいの逸品なのです。ちょっと普段使いするのが憚られるくらい。でも、道具はつかってこそなんぼですから、使わなければ、ですね。
それにして、この WDH というお店、なかなか渋いです。青磁の湯飲みとか起き風鈴とか、気になる商品が色々ありました。皆さんもMade in Japanのプレゼント、いかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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