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年相応なものを、とプレゼントしてもらった京扇子は使うのが勿体ない

そろそろ外を歩いているとじわっと汗ばんでくる気温の日もあり、今年も扇子を携帯しようかな、と思っていた矢先に相方さんから誕生日プレゼントに京扇子をプレゼントしてもらいました。

これはなかなか良いものですよ。

木箱に収められているだけかしこまってしまう


木箱は日本では昔からあるパッケージの方法なのですが、なぜか緊張しますよね。この木箱もとても凝った作りをしています。箱は桐箱で、蓋を留めている紐は「真田紐」という紐を手作業で房を作っているとか。

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木箱を開けると説明書と商品がお目見えします。タイトルには「Elegance Kyo-sensu」と書かれています。

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商品の説明書を開くと英語で解説が書かれています。外国の方へのプレゼントにも配慮しているのでしょう。とても良いことだと思います。(裏面に日本語でも説明が書かれています)。

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さて、いただいた京扇子が登場です。竹で出来た仲骨の側面が良い風合いです。大事に使うと使い込むにしたがって、どんどん良い色になっていくんでしょうね。

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地紙の部分は和紙を柿渋染したものだそうで、非常にしっかりしています。

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黒という色は深みによって色合いが違う、とても繊細な色なんだということを実感させられました。この黒はとても深い色合いです。

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要に結ばれている組ひもは正絹をつかっているそうで、しなやかにも関わらず張りがありとても美しいです。

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扇子は裸で持つのでは無く、やはり扇子袋に入れて持ち歩きたいですよね。(裸でカバンの中に入れておくと、擦れてすぐに痛んでしまう)。

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この扇子袋は麻で作られているような手触りでとても涼しげです。暑い時に使う扇子だからこそ、袋が涼しげなのは扇子を使う前から気持ちよくなりそうですね。

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たかが扇子をこれだけの写真でご紹介した理由、分かっていただけましたでしょうか。本当はフォトブースで撮影した方が良いくらいの逸品なのです。ちょっと普段使いするのが憚られるくらい。でも、道具はつかってこそなんぼですから、使わなければ、ですね。

それにして、この WDH というお店、なかなか渋いです。青磁の湯飲みとか起き風鈴とか、気になる商品が色々ありました。皆さんもMade in Japanのプレゼント、いかがでしょうか。



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