とはいえ、決して他人事ではなく自分の情報収集のフローは壊滅的な打撃を受けることだけは確か。にも関わらず他人事のように感じているのは、余りに影響が大き過ぎるため現実を受け入れようとしていないのかもしれません。
Google Readerが終了すると何が影響を受けるのか
冒頭にも書きましたが、私の情報収集のフローの中心は Google Reader です。ブログや Twitter のエゴサーチ、Google アラートなどを全て RSS フィードにして Google Reader に集約。Google Reader に対応した Sylfeed や Mr.Reader 、 Reeder というクライアントの機能を使って Tweet したり Share したり、はたまた Evernote に保存したりしています。このワークフローの終着点は Tweet/Share であり、 Evernote への Clip なので、Google Reader を他の RSS リーダに変えたとしても最終的な終着点へのパスが保証されなければ、ワークフローは破綻されたままです。
つまり、 Google Reader の代替だけでは意味がなく、このフロー自体を考え直す必要がある、ということです。
今後どうするのか
やはり、自分としてはインプットされた RSS などの情報を選別して終着点に持ち込むフローを継続したいと思っています。Feedly や Livedoor Reader などへの乗り換えはあくまでも Google Reader の代替であり、このフロー自体を代替できるか、というと現時点ではまだ未知数です。
7/1 まであと 3 ヶ月強ありますので、その間にこのフローを再構築する手段を探していきたいと思います。そのポイントとなるのは、Google Reader Clientの各アプリです。Mac OS、iPhone、iPad の全ての環境で未既読を同期でき、かつその後段のフローを同じように扱える必要があります。
そのような環境が作れるようにアプリを選択していく必要があります。Sylfeed も Reeder も Google Reader 以外への移行を表明していますが、それぞれが違う Web サービスへ対応してしまってはこのフローは実現できなくなるかもしれません。なんとか今までのような利用ができるようになることを祈りつつ、代替手段を構築していきたいと思います。
情報収集と中の人
情報収集は何らかの方法で、例えばキュレーションサービスなどを経由することでもできるのですが、特定のブログを読み続けたいという欲求があります。情報収集は無理してやらなくてもなんらかの形で目に耳に届くのです。
例えば Facebook のシェアや Twitter のフィードなどでも。
(これらの情報源自体も私の周りでは RSS リーダを経由していた方が多いと思うので、この流れ自体も継続されるのか不安はありますが)。
しかし、知り合いのブログを読み続けたい、ブログエントリの先にある中の人を感じていたいという欲求に対しては解決になりません。自発的にブログを巡回する必要があります。
そういえば、昔は Web の更新を巡回する、なんて方法をとっていたことを思い出しましたが、そのような方法をとる必要があるかもしれません。当時は Web 巡回をするのは特定の PC に限られていたのでクライアント機能で実現されていても問題ありませんでしたが、今はチェックする端末が時と場合により変わりますので、やはりクラウドなり Web サービスなりで実現されるのが望ましいです。どうしても自分に合うサービスがなければクローラを実装するしかないのでしょうか…
もう一つの問題
私のもう一つのテーマとして OPML ファイルの作成というミッションがあります。 Dpub 参加者のブログを OPML ファイルとして公開するということをやっていましたが、これは Google Reader の機能におんぶに抱っこで実現していました。次回の Dpub までに新しい手段を編み出すことができるのでしょうか。もし実現できなかったら OPML ファイルの公開は中止することになるかもしれません。
いずれにせよ、自分がこんなにも Google Reader のお世話になっていて、かつ、代替手段を探してこなかったことを悔やんでいます。
あと 3 ヶ月の間に何としてでも代替手段を確立したいものです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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