Mac

プログラミング用フォント Ricty はホントに見やすい

Mac のフォントは見やすいのだけど、どうも年齢のせいかコーディングしている時に見えづらくなってきた @azur256 です。



先日、以下のエントリを見つけて早速プログラミング用フォント Ricty をインストールしてみました。



いたやん » Blog Archive » プログラミング用フォント「Ricty」を入れたらコードが見やすくなった。【MacOS X Lion】
どうもエディターのフォントがいまいちだなと思い、いろいろ探してみたらこういうのがありました。 プログラミング用フォント Ricty まさに求めていたもの! というわけで、さっそくインストールしてみま …


やることは先ほどのブログに書かれている通りにやれば OK なのですが、一応、備忘録としてやった事を書いておきます。



Ricty はコードを見やすく表示するための TrueType フォントなのですが、配布されているのは 生成するためのスクリプト です。つまり、自分のマシン上でフォントを生成する必要があります(詳しい理由は省略しますがライセンスの問題とのことです)。



では、以下で手順を書いておきます

フォントを生成する作業場所を作っておく

色々とファイルが作られるので、まずは作業フォルダを作っておきましょう。どこでも構いませんが、私は ~/Temp がワークフォルダなので ~/Temp/Ricty を作成しておきました。

FontForge のインストール

Ricty生成スクリプトが利用するフォント生成プログラム FontForge をインストールしておく必要があります。個別にインストールすることもできますが、私は macport を使ってインストールしました。


X11のライブラリが必要だったりしますので、ここが一番の難所かもしれません。


必要なファイルの入手 〜 Ricty生成スクリプト

こちらのサイト の「生成スクリプトの配布」にある Current Version からダウンロードします(実際のダウンロード先は GitHub)。

今回ダウンロードしたバージョンは、3.2.0 でした。

ダウンロードした yascentur-Ricty-3.2.0-0-gb9d8b9c.zip を先ほどの作業フォルダ (~/temp/Richy) に移動しておきます。

必要なファイルの入手 〜 Inconsolata

Inconsolata のサイトから Open Type file (Inconsolata.otf) をダウンロードして、先ほどと同様、作業フォルダに移動しておきます。

必要なファイルの入手 〜 Migu 1Mフォント

M+とIPAの合成フォント のダウンロードにある Migu 1M フォントをダウンロードして、作業フォルダに移動しておきます。今回は 2012年4月11日版だったのでダウンロードしたファイルは migu-1m-20120411.zip でした。

ファイルを展開して合成の準備

まず Ricty のスクリプトを展開します。 Finder から行っても構いませんが、この後でターミナルを使うので、ここからはターミナルで作業しておきましょう。


次に Migu 1M フォントを展開します。

合成に必要なファイルを Ricty の展開フォルダ (yascentur-Ricty-b9d8b9c) に移動します。具体的には Inconsolata.otf, migu-1m-regular.ttf, migu-1m-bold.ttfの3つのファイルです。

フォントを合成

Ricty の展開フォルダ (yascentur-Ricty-b9d8b9c) に移動して、Ricty生成スクリプトを実行します。




しばらく待っていると以下のような表示が出て作成完了です。




念のためファイルが出来ているか確認してみましょう。以下の4つのファイルがあれば成功です。


フォントをインストールする

アプリケーションフォルダにある Font Book を開きます。

Fontbook 001

ファイルメニューの「開く」を選び、先ほど生成したファイルを選択します。

Fontbook 003

読み込みが終わればインストール完了です。ユーザを選択すると Ricty が見つかるはずです。

Fontbook 002

あとは必要なツールでフォント設定を変更してください



最後まで読んでいただきありがとうございます。

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