そもそも老眼って何?
Wikipedia によると 「老視」というらしいです。老視(ろうし)は、目の障害の一つ。老眼(ろうがん)とも呼ばれるが、老視が正式名称。
加齢により水晶体の弾性が失われて調節力が弱まり、近くのものに焦点を合わせることができなくなってくる。
via: 老視 – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%80%81%E8%A6%96
つまり、目の調整能力が弱くなって近くが見えなくなる、ということ。私の場合、それ以上に乱視が進んでしまい、遠くも近くもメガネなしではまともに見えません。
遠近両用が必要な理由
乱視がひどく遠くのものを見るためにメガネをかけないといけない。でも老眼が進んで近くも見えなくなってきた、近くが見えるメガネをかけると遠くが更に見えなくなる、遠くが見えるメガネをかけると近くが見えなくなる。メガネをかけないと遠くも近くも見えない…ということになるのです。じゃあどうするか、というと、近くを見る時とそうでない時にメガネを掛け替えるわけですが、これがまた無理があるんです。
例えば、電車の乗り換えをするときに乗り換え案内を iPhone で見る時は近くが見えるメガネが必要だけど、その後、電車の行き先表示を見ようと思うと遠くが見えるメガネが必要。
例えば、新聞や本、あるいは iPhone を見ていて、ふと目を上げてリビングのテレビを見ようと思うとテロップとかは見えないのです。その時は遠くを見るためのメガネをかけないと見えない。
そんなに頻繁に掛け替えはできません。本当に面倒ですから。ということで、遠近両用デビューとなったわけです。
使ってみたら凄く良かった
遠近両用は人によっては全然合わない人がいるそうです。私も掛け始めは違和感がありました。違和感とはメガネの周辺部分のゆがみが強く、頭を振った時に画像がゆがむんです。感覚としては乗り物酔いしそうな感じです。私の場合は、まだ遠近の差がそれほど酷く離れていないためゆがみが少ないというのも幸いしたのと、もともと酔いに強いので、多少、違和感があっても何とかなってしまうということから、それほど酷くなりませんでした。
それよりも、メリットの方が大きい。
とにかく、このメガネをかけていれば日常生活には全く支障が無いのです。遠くも見えるし近くも見える。もう、世界が変わりましたわ(笑)。
特に、写真を撮る時に痛感しました。いままで写真を撮る時には遠くが見えるメガネが必要でした。見えないから。でも、それで写真を撮ると撮影後の確認のために近くを見るためのメガネに掛け替えないとならないのです。運動会の撮影とかでそんなことしてられませんから。今年の運動会は本当に楽でした。
唯一の誤算が、PCを使う時は近くを見るためのメガネが必要だ、ということ。近くを見るための度はレンズの下の方にしか入っていないので、ディスプレイに正対した場合は、遠くが見えるレンズの範囲にディスプレイが入ってしまいますので見えないのです。あごを上げてレンズの下の方を使えば見えないこともありませんが、一日中あごを上げているのはしんどいです。良くそういう見方をしている人を見かけたことがありますが、やっとあのポーズの意味が分かりました。
PCに向かう時はちゃんと近くを見るためのメガネを使います。それ以外は、遠近両用メガネで全てがバラ色になりました。
今回は皆さんにオススメするものではありませんが、いつか来るかもしれない日のために、と思ってのエントリです(笑)
最後まで読んでいただきありがとうございます。
左のアイコンをクリックして、このブログを Feedly に登録していただけると嬉しいです
Facebook ページでも情報を発信していますのでよろしかったら「いいね!」をお願いします
RSSリーダへの登録は こちら からどうぞ。
コメントを残す