Mac

YosemiteにしたらWireSharkが立ち上がらなくなった、再インストールで動くようになりました

とある事情で Mac の通信状態を調べる必要があり、時間も無いので一番慣れていて確実な WireShark で調べようと思って立ち上げてみたら、まったく起動せず。かえって余計な時間が掛かってしまった @azur256 です。単純に再インストールするだけで直ったのですが、念のための備忘録として書いておきます。WireShark 001

立ち上がらないと言ってもエラーは出ない


いつものように WireShark を立ち上げようとしても、WireShark が全く立ち上がってきません。何度やっても、プロセスがすぐに終了してしまいます。エラーも何も出ません。

ちなみに WireShark とはこのブログでは何度か紹介していますが、ネットワークを流れるデータを採取したり、そのデータを解析したりするのに使うアプリです。

最初は、何が起こっているか分からなかったのですが、まず思い当たったのが、 「OS X を Marvericks から Yosemite にアップグレードしてから、まだ一度も WireShark を使っていなかった」 ということ。

まぁ、ありそうな話ですよね。まずは WireShark が使う X11 の環境 XQuatz のみを立ち上げてみたところ、一応、起動はするものの動きが不安定。そのうちにアップデートがある、というメッセージが出たのでアップデートを開始したものの全く終了せず。

仕方がないので、再インストールすることにします。まずは、今、インストールされている XQuatz を AppCleaner でキレイに削除。
AppCleaner はアプリケーションの設定ファイルなどもまとめて削除してくれる優れたユーティリティアプリです。

そして、最新版の XQuatz 2.7.7 をこちらからダウンロードして再インストールしました。

その結果…無事に WireShark は起動したものの肝心のネットワークインタフェースが一つも見えません。Mavericks でインストールしたまま OS をアップデートしているので、ドライバ類へのインジェクションが消えてしまったのかも。

WireSharkも再インストールしてしまえ


ということで、WireShark も再インストールしました。こちらも AppCleaner でキレイにした後に、こちら から 1.12.2 をダウンロードしてインストールしました。
1.12.2 の OS X 10.6 and later Intel 64-bit.dmg を使っています。

その結果、無事に全てのインタフェースが見えてキャプチャできるようになりました。

Mac とか UNIX ベースのアプリは本当に OS をあまり汚さないので嬉しいですね。Windows だと、こう簡単にはいかない事の方が多いです。OS がちゃんとジャーナルを持っていて、それを AppCleaner がキチンと使って消してくれているから、ということでもあるのですが、Windows だとそんなアプリを作るのも無理がありそうです。

もし皆さんの中で WireShark を使っていて同じような目に遭った方は、再インストールしてみたら直るかもしれませんので、いざという時はお試しください。



最後まで読んでいただきありがとうございます。

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