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FTPクライアントを兼ねてAptana Studio 3を使っています

レンタルサーバを運用する時にほぼ必須となるのが FTP クライアント。Mac の場合の定番は Cyberduck だと思うのですが、WordPress をレンタルサーバで動かしていると PHP や CSS の修正もするので、開発環境としても充実している Aptana Studio 3を使っています。今だと Titanium Studio だろうという話しもあるかもしれませんが、まだ乗り換えていません


Aptana 001


Aptana Studio 3とは

Webアプリの開発などの界隈の方はご存知だろう Eclipse というオープンソースをベースとしている無料の開発環境です。
Aptana Studio 3は買収されて Titanium Studio として統合されましたが、未だに Aptana Studio 3 を使っています

単なる FTP クライアントではなく、Wordpress のコンテンツを触る時に、HTML も CSS も PHP も直接エディタで開いて触ることもできますし、MAMP 上の WordPress のコンテンツを編集して、そこで色々と触って完成したものをリモートサーバ上に反映させる、というような使い方ができて便利です。

まずは下記のサイトからアプリケーションをダウンロードしてパッケージをインストールします。
Aptana Studio 3.2.1 is our code base and complete environment that includes extensive capabilities to build Ruby and Rails, PHP, and Python applications, along with complete HTML, CSS and JavaScript editing.




インストールが終わったらすぐに起動したくなりますが、 Aptana Studio 3 は Java 1.5 以降が有効になっていないと使えません。

Java が有効になっていない時は Alert ダイアログが表示されると思いますので、表示された場合は、ユーティリティの中の Java Preferences.app を開いて Java を有効にしましょう。

120728 0003



Java を有効にしたら Aptana Studio 3 を起動します。

最初に起動すると Workspace を聞いてきますので、今後、カスタマイズするデータなどを格納しておくフォルダを決めて Workspace に指定しましょう。

私は Dropbox 上に Blog/azur256.com というフォルダを作って Workspace に指定しています。

PHP開発のために PDT プラグインをインストールする

Aptana Studio 3 は Eclipse ベースなので Eclipse のプラグインを利用することができます。
Eclipse 同様、Help メニューの中の Install New Software を選択します。

Aptana 003


検索先に http://download.eclipse.org/releases/helios を指定して、PDT をフィルタに指定すると、PHP Development Tools (PDT) SDK Feature が検出されるはずなので、それを選択してインストールします
Aptana 002


インストールが終わると再起動を要求されるので Aptana Studio 3 を再起動します

PHPプロジェクトを作成する

PDT をインストールすると、PHP プロジェクトを作成することができるようになります。WordPress のコンテンツは PHP なので、PHP プロジェクトを選びます。
Aptana 004


プロジェクト名などを聞かれるので必要な内容を入力します。スクリーンショットでワーニングが出ていますが、これは既にフォルダがある所を選択しているから、だけですので無視して進めます
Aptana 005




FTP サイトを設定する

Project Explorer に Connections というノードが表示されていると思いますが、このノードを右クリックして New Connections で FTP サイトを設定します。この設定により、先ほどのプロジェクトと FTP サイトが同期先として結び付けられます
Titanium 003


これで FTP サイトのファイルを選んでローカルにダウンロードしたり、ローカルで編集したファイルをサーバにアップロードしたりがワンクリックで簡単にできるようになります。
Connections の先でもフォルダーツリーが表示されると思いますが、このツリーの中のファイルを直接選択して編集画面に表示させて編集することもできます。編集画面で編集した後に、保存をするとサーバ上に自動的にアップロードしてくれますので、ちょっとした修正なら簡単に行うことが可能です

その他の機能

Aptana Studio 3 は Git とも連携できるので、ローカルの編集結果をバージョン管理しておくことも簡単に行え、Diff を見てデバッグするなども自在に行えます

また MAMP で Xdebug を有効にすると WordPress のデバッグもできるようになります(なるはずです…まだ、やっていません)。

CSS を編集するくらいなら通常の FTP クライアントでも良いと思いますが、 PHP の編集をするようになると、このような統合環境の方が安心して触ることができますのでオススメです



最後まで読んでいただきありがとうございます。

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