去年の話になりますが、相方も私も大好きなリトグラフ作家 西川洋一郎さんの個展が横浜で開かれていたので、最終日に滑り込みでお邪魔してきました。
今回のテーマは鏡面界
鏡面界って難しいですが、水面の上下で風景が反射するかのようなイメージととらえていただければ良いのかと。西川さんの言葉をお借りすると鏡面界・・・
たとえば透明なる水底に身を沈め、そこから水面を見上げると、そこには鏡に映し出されたもう一つの世界が広がっている。水中に差し込む一条の光が僕を取り巻き、もはや天も地も見失ってしまいそうだ。静謐なるその場所に佇めば、胸の内に広がるのは不安では無くリアルな時間から解き放たれた安らぎなのかもしれない・・。
ということだそうです。冒頭の作品が鏡面界の2〜4の3つ。水底に沈んでいる様とはまさにピッタリの表現です。前回の寺家スタジオの流れの作品が中心かと思って伺ったのですが、今回は、また違ったテイストの作品も展示されていました。
以前の個展でも展示されていたということなのですが、Blue Zone という鋭い作品群も個人的に好みで目の保養になりました。
ただ、これらの作品は飾る場所(広さや壁の質)を選ぶのでなかなか購入には踏み切れません。すごく冷たくてカッコいいんですけどね。コンクリート打ちっ放しがあれば絶対カッコいいと思います。
そして、今回の展示でもう一つ目を引いたのは、入り口に鎮座していた残照という作品。そして、その周囲には古今和歌集の情景をテーマにした4つの作品が展示されていました。
こちらはセンターの残照という作品
素晴らしいです。こういうのが飾れる家に住みたい…
この「残照」のサイドにある作品でさえ、うちには飾るところが無さそうだったので、なんとかうちに飾れそうなこちらの作品群の中から 3 点にうちの彩りになっていただくことにしました。
「風花」
「風舞 -碧-」
「風舞 -紅-」
年末の大掃除をしたら掛け替えたいと思います。
なお、写真は西川さんに許可をいただいて、iPhone で撮影したものです。今回は高解像度対応した OneCam で撮影してきました。シャッター音がしないので個展などでの撮影にもピッタリです。
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カテゴリ: 写真/ビデオ
販売元: Walker Software
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