葉加瀬太郎

葉加瀬太郎の新譜 Etupirka Best Acoustic はベスト盤ではなくオリジナルアルバムといえる良盤でした

先日発売になった葉加瀬太郎の新譜 Etupirka Best Acoustic、ベスト盤というと過去のアルバムなどから音源を寄せ集めるだけ、というケースもあったりするので、いつもあまり期待しないタイプの @azur256 です。
でも、今回の Etupirka Best Acoustic は違いました。Etupirika 002

ベスト盤ですが、オリジナルアルバムです


今回収録されている 14 曲はすべて過去に何らかのアルバムに収録されていた曲です。よくあるベストアルバムは過去の音源をそのままに再収録しているもの。それが悪いとは言いません。そのアーティストのコアなファンでなければ、ベスト盤でアーティストの楽曲の良いものを一気に集めることができるので、そういう作品があっても良いと思います。

一方、過去のアルバムを全部持っていたりすると、ベスト盤を買うかどうか迷うわけです。過去に持っている音源を集めて並べ替えただけのアルバムに価値を見いだせるか、コレクションとしては欠けさせたくないという思いもあり、結構悩んだりします。

今回の Etupirka Best Acoustic は、そんな思いを杞憂のものとしてくれる素晴らしいアルバムでした。Best Acoustic という副題が無いほうが良いのではないか?とさえ思います。

Etupirika 005

収録されている 14 曲は以下の通りです。どれもが有名です。私も全曲 オリジナルバージョンの収録されたアルバムを持っています。

  1. エトピリカ
  2. シシリアンセレナーデ
  3. 情熱大陸
  4. ハンガリー舞曲 第5番
  5. 長崎夜曲
  6. Asian Roses
  7. ツィゴイネルワイゼン Op20
  8. HANA 組曲「NIPPON」より
  9. History of the future
  10. ZERO HOUR
  11. 冷静と情熱のあいだ
  12. リベルタンゴ
  13. WITH ONE WISH
  14. ひまわり

ところが、今回のアルバムではすべての曲が再アレンジされており、曲こそ同じですが全く違う音源に仕上がっています。それぞれの曲がとても有名な曲でオリジナル音源のイメージが強いものの、今回のアレンジも全く違和感なく受け入れることができる、素晴らしいアレンジです。

なかでもフラメンコギターリスト沖仁氏アレンジの Asian Roses が気に入りました。目をつぶって聞いているとフラメンコダンサーが踊る様が浮かんできます。

そして History of the future、柏木広木氏のアレンジで鳥肌が立つくらいの音源に仕上がっています。この2曲だけでも買った価値あったな、と思って満足しています。

購入したのはこちらの初回限定版。おまけはエトピリカの PV だったのですけど…正直に言って、必要なかったかも(汗)


買うなら、こちらの通常版か


こっちの HMV 限定版にしておけば良かったかな。


皆さんもぜひ一度聴いてみてください。

iTunes ストアでもリリースされていますので、こちらでもどうぞ
Etupirka ~Best Acoustic~
カテゴリ: Classical





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