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Google+ を使って感じた3つのこと

まだClosed Beta相当だと思うのですが、巷で皆さんが触り倒している Google+ (通称 ぐぐぷ?) ですが、私も @kazumoto さんに招待していただいて使い始めました。

Google plus android logo
Google+の機能については色々な記事が書かれているので、ここでは触れません。もし、気になる方は以下のエントリをお勧めします。



まずは本家の紹介ページ(日本語訳がある!)

Google+ プロジェクト

現実世界でのコミュニケーションの細やかさと豊かさをソフトウェアで再現したい。あなた自身のこと、その人間関係、そして興味のあることを取り込むことによって、Google の使い勝手をよりよいものにしたい。Google+ プロジェクトはこうしたことを実現しようとする Google の試みです


Facebookのイケメンと言えばこの人! かずやんのエントリ

日本ではFacebookよりGoogle+が絶対流行る5つの理由:Apr.Foolism

今までどれほど待たされたか。 Googleの超絶苦手分野Socialにおける4度目の正直。


そして @Ryoanna さんの神速Tipsがすでに公開されている

Google+ Tips集 – #RyoAnnaBlog

Google+が面白い。

Google+は、Twitterのように知人が増えて飽和する事もなく、Facebookのように友達を限定して閉鎖的になる事もないだろう。



理由は「サークル」に操作する楽しさがあるからだ。


私はGoogle+を使ってみて個人的に感じた3つのポテンシャルについて書いてみたいと思います。あくまでも個人の想像(憶測)ですのであまり本気にしないでください。


Facebookそっくり

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誰もが言っていることですがストリームはFacebookのウォールにそっくりです。URLリンク、写真、動画の共有ができます。そして、FacebookのLikeの代わりにGoogle +1が使えます。



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この+1ボタンが実はGoogleにはとても意味のあるように思います。今まで、Google +1は+1ボタンを設置したブログや検索結果に誰かが+1したものだけが対象で、つまり+1されるデータがそれほど多くないのではないか、と思うのです。+1のソースが少ないということは、データとして有効に活用できないということですので、ストリームではコミュニケーション手段として+1を押します。従来の善意や気まぐれの+1より格段に頻度が上がるはずです。これにより+1のデータソースが増えればGoogleからすれば大きな成果になるはずです。この結果が検索ランキングなどにも反映されて精度が上がってくるのは時間の問題です。


サークルによるデータフローの制御

Facebookでもクローズドグループを使うことで、限られた範囲の人の間でのみ情報を交換することができます。また、自分のウォールを非公開にすることでフレンド申請が通っている人にのみウォールを公開することもできます。



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Google+はもっときめ細かいデータフローの制御ができます。ストリームに公開する情報単位で公開範囲を決めることができます。インターネット上のすべての人に公開する(一般公開を選ぶ)こともできれば、特定のサークルにだけに公開したり、特定のメールアドレスにシェアすることも。従来は公開先に同じ情報を流したりしなければならなかったものが、Google+では一つのデータをどの範囲に公開するかを決めることができます。



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ユーザから見れば利便性があがります。Googleから見れば、同じ情報が一ヶ所に集まることになり同一性確認が不要になります。インターネット上の情報は同じようなコピーされた情報が山のようにできてしまいますが、これはGoogleのようにデータを管理する側から見ると頭が痛い問題でしょう。同じデータが複数あって、それぞれの評価がそこそこ良い、というような場合、まとめたらとても良い評価になることもあるわけです。ページランクという考えはすでに古きものになっているようですが、データの評価をする立場からすれば同じ情報が一元化されていることが望ましい。情報発信を手元に置くことができれば、確実性をあげられるのではないでしょうか。



プロフィールと情報の結合

Google+はGoogle Profileとつながります。つまりユーザを特定できるということです(社会的な一個人ではなく、ネットワーク上のあるIDとしてのユーザを特定できるという意味です)。このユーザを特定できたことにより、Googleは新たな情報ネットワークを手に入れるはずです。

今までGoogleはWebページ間のつながり(リンク)を検索順の重みづけとして利用することで検索結果の精度を向上してきました。今回のGoogle+が成功すれば、Googleは特定ユーザが何に興味を持っているかをGoogle +1から見つけることができますし、どのコンテンツにニーズが集まっているかを+1やスパークスから見つけることができるようになります。

またニーズが多い情報を発信しているユーザを特定することもできるようになり、Know Whoのように新たな重みづけのための情報を得ることもできるようになるのだと思います。



「Google の使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすることです。」というGoogleの理念に基づき新たな情報整理のステージを目指しているように思えます。Googleの提供しているサービスは数知れずあり、それらを多かれ少なかれ使っている人がほとんど。その人たちのサークルや+1を解析することで、従来の情報間のネットワークから、情報に対する反応、人のつながり、という新しいネットワークを解析する意図があるように思います。だいぶ前からIBMなどが研究している領域ですが、Googleがコンシューマ向けに挑戦しようとしている気がしてなりません。どうなるのかワクワクしてきました。



最後まで読んでいただきありがとうございます。

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