Evernote

Evernote Japan Meetup に参加してきた

2011年4月20日にEvernote Japan Meetupが開催されました。



Evernote logo center 4c lrg


CEOのPhil Libin氏によるプレゼンテーション、日本ユーザへのメッセージ。コンセプター 坂井直樹氏によるゲストトーク。

EnJPMeetup


参加して記憶に残ったキーワードを簡単にご紹介。

Phil Libin氏のプレゼンテーション

5年前と違ってEvernoteのようなサービスが成長できる環境が整っている。

  1. AppStoreの登場によって流通の問題がなくなった
  2. Cloud Serviceにより自分たちでサーバやインフラを準備する必要がなくなった
  3. Open Sourceによる無償でのインフラ整備の実現
  4. Sourcial Mediaによりプロモーションが自然と行われる
  5. Feemium Economicsにより大企業でなくても勝負ができるようになった
つまりは、資金のある(集められる)人でなくともスタートアップできる環境が整ってきたということ。Phil氏は、この5つを “Geek Meritocracy” と呼んでいて、日本はまさにGeek Meritocraryだと。



Evernoteは870万人を超えるユーザを抱えていて、一日あたり2.8万人ずつ増えているそうだ。そのうち、日本でのEvernote利用者は150万人で全ユーザの17%。しかし、アクティブユーザで見ると28%(第二位)を占め、登録しただけではなく利用している人が多い、まさに第二のホーム。

国別のアクティブユーザを見るとアメリカと日本が完全に突出している。
  1. US 48%
  2. JP 28%
  3. GB 4%
  4. CN 3%
  5. CA 3%
そして、米国では1冊しか出版されていないEvernote関連の本が日本では23冊もリリースされていると。プレゼンではBeckさんの本ももちろん紹介されていました。

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そして、EvernoteのWeb版リニューアルの紹介、現時点で最高の環境を提供するAndoroidアプリという紹介があったわけですが、Phil氏曰く「それも永くは続かないだろう」。なぜなら、“Coming soon : New versions of Evernote for Mac and iPhone/iPad” ということでそれぞれの開発チームが切磋琢磨しているので、すぐに追いつき追い越すだろう、ということでした。期待しましょう!

坂井直樹氏のゲストトーク

坂井直樹氏は、日産のBe-1やauのコンセプト携帯のデザイナとして知られている方ですが、Evernoteのヘビーユーザということで今回ゲストトークをされました。

坂井氏のEvernoteの使い方はEvernoteというよりも知識から知恵を作る方法、そのための道具の一つがEvernoteという感じでした。

Evernoteに関する坂井氏のキーワードは
  • 知識を池の中に放り込んでおいて集めて知恵にする
  • 結局はアウトプットが目的
  • Evernoteはゆりかご。あるいは知識の貯蔵庫
  • 驚いた情報をとにかくEvernoteに放り込む。分類は使い方を考えずに何となく分類
  • 以前はプレゼンテーションを作るために情報を探したが、今はEvernoteに無いものだけを探すようになった
なんてことは無く話されているので思わず聞き流しそうになりながら、必死に坂井氏の言葉を書き留めていました。Evernoteの使い方の本質的なことだと思います。

あと、坂井氏のトークでEvernoteとは関係ないですが、とても心に残ったのは「iPhoneの登場で携帯電話のデザインをする気が萎えてしまった。とてもエレガントなデザインを持った携帯」という言葉。その道の人からみてもやっぱり革命なんですよね。



と、まぁ、とりとめもなく記憶に残っていることを書いてみました。これからももっともっとEvernoteを使い込んでいきたいものです。このブログのネタもEvernoteに放り込んでおいたもので書いてみました。



そうそう、お土産いただきました。

ENJPMeetup 005


Evernoteのクリーナー

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Evernote印のマシュマロ!

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その他、ショットノートとかノベルティとか象さん型ゼムクリップとか、盛り沢山。

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Meetupなのに仕事関係者としかお話ししなかったのが失敗でしたが、最後にPhil氏ともお話できたので良しとします。次回もまた参加したいですね。



最後まで読んでいただきありがとうございます。

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