CEOのPhil Libin氏によるプレゼンテーション、日本ユーザへのメッセージ。コンセプター 坂井直樹氏によるゲストトーク。
参加して記憶に残ったキーワードを簡単にご紹介。
Phil Libin氏のプレゼンテーション
5年前と違ってEvernoteのようなサービスが成長できる環境が整っている。- AppStoreの登場によって流通の問題がなくなった
- Cloud Serviceにより自分たちでサーバやインフラを準備する必要がなくなった
- Open Sourceによる無償でのインフラ整備の実現
- Sourcial Mediaによりプロモーションが自然と行われる
- Feemium Economicsにより大企業でなくても勝負ができるようになった
Evernoteは870万人を超えるユーザを抱えていて、一日あたり2.8万人ずつ増えているそうだ。そのうち、日本でのEvernote利用者は150万人で全ユーザの17%。しかし、アクティブユーザで見ると28%(第二位)を占め、登録しただけではなく利用している人が多い、まさに第二のホーム。
国別のアクティブユーザを見るとアメリカと日本が完全に突出している。
- US 48%
- JP 28%
- GB 4%
- CN 3%
- CA 3%
そして、EvernoteのWeb版リニューアルの紹介、現時点で最高の環境を提供するAndoroidアプリという紹介があったわけですが、Phil氏曰く「それも永くは続かないだろう」。なぜなら、“Coming soon : New versions of Evernote for Mac and iPhone/iPad” ということでそれぞれの開発チームが切磋琢磨しているので、すぐに追いつき追い越すだろう、ということでした。期待しましょう!
坂井直樹氏のゲストトーク
坂井直樹氏は、日産のBe-1やauのコンセプト携帯のデザイナとして知られている方ですが、Evernoteのヘビーユーザということで今回ゲストトークをされました。坂井氏のEvernoteの使い方はEvernoteというよりも知識から知恵を作る方法、そのための道具の一つがEvernoteという感じでした。
Evernoteに関する坂井氏のキーワードは
- 知識を池の中に放り込んでおいて集めて知恵にする
- 結局はアウトプットが目的
- Evernoteはゆりかご。あるいは知識の貯蔵庫
- 驚いた情報をとにかくEvernoteに放り込む。分類は使い方を考えずに何となく分類
- 以前はプレゼンテーションを作るために情報を探したが、今はEvernoteに無いものだけを探すようになった
あと、坂井氏のトークでEvernoteとは関係ないですが、とても心に残ったのは「iPhoneの登場で携帯電話のデザインをする気が萎えてしまった。とてもエレガントなデザインを持った携帯」という言葉。その道の人からみてもやっぱり革命なんですよね。
と、まぁ、とりとめもなく記憶に残っていることを書いてみました。これからももっともっとEvernoteを使い込んでいきたいものです。このブログのネタもEvernoteに放り込んでおいたもので書いてみました。
そうそう、お土産いただきました。
Evernoteのクリーナー
Evernote印のマシュマロ!
その他、ショットノートとかノベルティとか象さん型ゼムクリップとか、盛り沢山。
Meetupなのに仕事関係者としかお話ししなかったのが失敗でしたが、最後にPhil氏ともお話できたので良しとします。次回もまた参加したいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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