既に50冊くらいはカットしましたが、まだ裁断機が無くて困る、という気分にはなっていませんので、しばらくはこのスタイルで行ってみようと思います。
と書いていたのですが、年末に思いきり指を切ってしまいました。その結果、自炊への意気込みが消沈し、部屋の机の脇に自炊を待っている本が山積みになったまま2ヶ月ほど経過することになりました。
これらの本が邪魔で仕方がないので、改めて自炊を再開すべく裁断機の購入に踏み切りました。購入したのはカール事務機のディスクカッター DC-220N です。
裁断機は色々とありますが、自炊する人が奨めているのはプラスのPK-513Lか、カールのDC-210Nが多いように思います。PK-513Lは、PPC用紙で180枚を裁断できるというだけあって分厚い本も簡単に裁断できるメリットがある反面、とにかく大きくて重い、子供が誤って指をケガするリスクもある、というのが難点。
DC-210Nは、価格も安く、軽いのですが、一度に裁断できる枚数が40枚です。裁断枚数が少ないということは、分厚い本は解体してから裁断する必要があります。解体はカッター等で背表紙の部分をばらしていくわけで、過去のケガが頭を過ります。しかしながら、子供のケガと収納場所は最も考慮すべき問題でしたので、ディスクカッターにしました。
多くの人がDC-210Nを奨めていると言いながら、私が今回購入したのは、DC-220Nです。DC-210NとDC-220Nの違いは 裁断サイズがA4なのかB4なのかの違いのみ。DC-220NはB4対応です。
A4までしか対応していないScanSnap用であればDC-210Nでも良いのですが、A4変形とかの雑誌も周囲を裁断していってA4サイズで無理やり読み込ませたりすることを考えると少し余裕を持ったものが良いかな?と思いDC-220Nを選びました。
さて、届いたDC-220Nはこんな感じで箱に納まっています。
黄色いプレートがガイド板でこの下に裁断したいものを差し込みます。カッターの刃の位置がガイドされているので、これを目安に裁断するものの位置決めをします。
ガイド板の左に見える黒い棒も位置決め用のガイドで磁石で位置をずらすことができるようになっています。これの作りが非常に残念。裁断する時には当然底辺との間で直角を出したいわけですが、このガイドは固定位置の精度が甘いので単体では直覚を出すことはできません。そのため、まずは黄色のガイド板を使って裁断位置を決めたら、黒いガイドを裁断するものの縁に合わせるようにして、2回目以降の裁断の際に位置(サイズ)がズレないようにするために使っています。本当に直角を出したい時は金尺なり三角定規なりを使う必要があります。私は三角定規を買うことにしました。
カッターの左下はパーツケースになっています。付属品や消耗品は在庫をどこに置いたか分からなくなりやすいので、こういう考慮は嬉しいですね。
さて、肝心の使用感ですが、ものすごく後悔しています。何で早く買わなかったんだろうと…
とにかく生産性が劇的に向上しました。100ページくらいの本を裁断するのに、ケガを気にしながらカッターを使って頑張っていた時には10分くらい掛かっていたのが、3分程度で裁断できます。
100ページの雑誌のならば、半分の50ページくらいを開いてカッターを使って背表紙部分を半分にし、裁断機に挟んでだいたい2~3往復すればとじ代部分を切り落とせます。切りくずの出る量も少なく手をケガする危険性もないので、とても楽になりました。
サイズはA4対応でも良かったかもしれません。ほとんど、A4の領域を出ることはありません。ただ、大きい方が安定感も有るのでB4で良かったかな、と思っています。替え刃などのランニングコストも安いですし、それほど重くないのでこの裁断機で十分満足している、お勧めの一品です。
購入の際には消耗品として替え刃とカッターマットも同時に手配されると良いですね。替え刃はDC-210NとDC-220Nで同じものです。カッターマットはサイズが違うのでそれぞれに合ったものを購入する必要があります。
皆さんも快適な自炊ライフを是非楽しんでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
左のアイコンをクリックして、このブログを Feedly に登録していただけると嬉しいですFacebook ページでも情報を発信していますのでよろしかったら「いいね！」をお願いします
RSSリーダへの登録は こちら からどうぞ。
また遊びに来ます！！
ありがとうございます。。
コメントありがとうございました。ご指摘のようにB4対応ですね。
エントリを修正しました。