Mac

新Apple TV

9/1のApple Special Eventで発表された新Applr TVですが、ストレージレスのストリーミング専用デバイスとして登場しました。

日本ではストリーミングのコンテンツプロバイダの関係がクリアになっていないからか、発売についてのアナウンスがありませんでした。最初はストリーミングデバイスということで触手が伸びなかったのですが、AirPlayが使えるということであれば全く問題が無いのではと思い始め少し調べてみました。
AirPlayについては余り多くを語られていませんがiTunes 10やiOS4.2に搭載されるストリーミングサーバ機能であり、従来のAirTunesが拡張されたもののようで、母艦側のiTunesで再生しているコンテンツをデバイス側で受けて視聴できるというもの。その受け手側のデバイスとしてApple TVが登場したわけです。AirPlayとしてはその他のデバイス(スピーカやAVアンプなど)も受け手側として登場する模様です。
アップル – iTunes – AirPlay

今は160GBのApple TVを使っているのですが、AirPlayが使えるということは新Apple TVであれば従来の母艦のライブラリをそのまま使えるわけです。今までApple TVと同期をしなければならなかった手間が省けると考えたらこちらの方が良いかもしれません。値段も安いし大きさも小さいのでだんだん気になり始めました。

その一方で、課題がないか考えてみました。
まず、うちのリビングには母艦が無いということ。AirPlayは母艦側で配信するわけで手元に母艦がないとRemoteでコントロールするような使い方になり、何となく面倒になりそうな感が否めません。しかし、良く考えたらその場合でもコントロールデバイスはやはりiPhoneやiPadにすれば良い訳で、実は今の使い方となんら変わらないわけです。(今はApple TVのコンテンツをiPhoneのRemoteでコントロールして使っています)。

次に、母艦の電源コントロールが気になるところです。家庭で24時間通電している人はまだまだ少ないと思いますので、Apple TVからWake on LANなどで母艦の電源をコントロールできるとベストです。Remoteで電源コントロールできないとしてもiPhoneであればWake on LANのアプリケーションもありますので、それほど問題になることもなさそうです。

つまり、あまり大きな課題もなく、コンテンツを一ヶ所に集約して家庭内のどこでも楽しめる環境を作ることができるのがAirPlayという新しいサービスであり、その受側のデバイスとしてどこの家庭にも存在しているTVを活用できるようにするのが新Apple TVという考え方になるように思います。今までのAir Tunesとして受側デバイスになっていたAirMac ExpressとApple TVを融合して、さらにコンテンツサービスにも範囲を広げたデバイスと考えると、コンテンツサービスがクリアできなくても日本でも発売して欲しいものです。

ついでといっては何ですが、新Apple TVの日本での発売が未定なためか、従来のApple TV(160GB)が12,800円と約半額になったのはとてもお買い得感があると思います。現在、Apple Storeでは注文できなくなっていますが、そのうち復活すると思いますので、AirPlayはできませんがTVを受側デバイスのように使いたいのであれば試されるのも良いと思います。

なお、今日時点ではAmazonでは高いままなのでご注意ください。




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