Aptana Studio 3とは
Webアプリの開発などの界隈の方はご存知だろう Eclipse というオープンソースをベースとしている無料の開発環境です。Aptana Studio 3は買収されて Titanium Studio として統合されましたが、未だに Aptana Studio 3 を使っています
単なる FTP クライアントではなく、Wordpress のコンテンツを触る時に、HTML も CSS も PHP も直接エディタで開いて触ることもできますし、MAMP 上の WordPress のコンテンツを編集して、そこで色々と触って完成したものをリモートサーバ上に反映させる、というような使い方ができて便利です。
まずは下記のサイトからアプリケーションをダウンロードしてパッケージをインストールします。
インストールが終わったらすぐに起動したくなりますが、 Aptana Studio 3 は Java 1.5 以降が有効になっていないと使えません。
Java が有効になっていない時は Alert ダイアログが表示されると思いますので、表示された場合は、ユーティリティの中の Java Preferences.app を開いて Java を有効にしましょう。
Java を有効にしたら Aptana Studio 3 を起動します。
最初に起動すると Workspace を聞いてきますので、今後、カスタマイズするデータなどを格納しておくフォルダを決めて Workspace に指定しましょう。
私は Dropbox 上に Blog/azur256.com というフォルダを作って Workspace に指定しています。
PHP開発のために PDT プラグインをインストールする
Aptana Studio 3 は Eclipse ベースなので Eclipse のプラグインを利用することができます。Eclipse 同様、Help メニューの中の Install New Software を選択します。
検索先に http://download.eclipse.org/releases/helios を指定して、PDT をフィルタに指定すると、PHP Development Tools (PDT) SDK Feature が検出されるはずなので、それを選択してインストールします
インストールが終わると再起動を要求されるので Aptana Studio 3 を再起動します
PHPプロジェクトを作成する
PDT をインストールすると、PHP プロジェクトを作成することができるようになります。WordPress のコンテンツは PHP なので、PHP プロジェクトを選びます。プロジェクト名などを聞かれるので必要な内容を入力します。スクリーンショットでワーニングが出ていますが、これは既にフォルダがある所を選択しているから、だけですので無視して進めます
FTP サイトを設定する
Project Explorer に Connections というノードが表示されていると思いますが、このノードを右クリックして New Connections で FTP サイトを設定します。この設定により、先ほどのプロジェクトと FTP サイトが同期先として結び付けられますこれで FTP サイトのファイルを選んでローカルにダウンロードしたり、ローカルで編集したファイルをサーバにアップロードしたりがワンクリックで簡単にできるようになります。
Connections の先でもフォルダーツリーが表示されると思いますが、このツリーの中のファイルを直接選択して編集画面に表示させて編集することもできます。編集画面で編集した後に、保存をするとサーバ上に自動的にアップロードしてくれますので、ちょっとした修正なら簡単に行うことが可能です
その他の機能
Aptana Studio 3 は Git とも連携できるので、ローカルの編集結果をバージョン管理しておくことも簡単に行え、Diff を見てデバッグするなども自在に行えますまた MAMP で Xdebug を有効にすると WordPress のデバッグもできるようになります(なるはずです…まだ、やっていません)。
CSS を編集するくらいなら通常の FTP クライアントでも良いと思いますが、 PHP の編集をするようになると、このような統合環境の方が安心して触ることができますのでオススメです
最後まで読んでいただきありがとうございます。
左のアイコンをクリックして、このブログを Feedly に登録していただけると嬉しいです
Facebook ページでも情報を発信していますのでよろしかったら「いいね!」をお願いします
RSSリーダへの登録は こちら からどうぞ。
コメントを残す