とはいえ、何か目的地があった訳ではなくブラブラと旅館まで行って、帰りも道の駅巡りをしながら木更津アウトレットパークで解散という、まぁ、無計画に近い旅でした。
自分の住まいは横浜なので、房総まではアクアラインを使ったり、フェリーを使えば割とすぐに行けます。今回は 6 人で移動したので絶対的に金額が安くなるアクアラインを選択(笑)
弟家族とは白浜屋本店というお寿司屋さんで合流。ここは、だいぶ昔によって、魚の美味しさに魅かれて結構通っているお店。
刺し身定食も1月2日の割に良いものでした。
こちらはすし定食。アジ、アオリイカ、ハマチ、スズキ、イサキ、キンメ。ご飯が大きめの田舎寿司でお腹いっぱいになります。
その後は旅館までの道中を寄り道しながら向かいました。外房の海はキレイです。
洲崎灯台に寄りました。東京湾の境界を示す灯台だそうです。ここは残念ながら灯台があるだけでした。
灯台の広場からパノラマ撮影してみました。
宿の近くにはもう一つ千葉最南端の灯台、野島崎灯台がありました。この灯台は上ることができます。この日は、強風で表に出るととにかく飛ばされそうになって大変、子供達は手すりから手を離すことができませんでした。
この野島崎灯台の周りは公園になっており、千葉最南端ということもあり、景色がとても良かったです(強風さえなければ…)
日没も狙ってみましたが、 iPhone 5 ではこれが限界でした。
宿は季粋の宿 紋屋です。両サイドを大きめのホテルに囲まれた昔ながらの旅館の佇まい。しかし中は至る所に気配りが見える宿。アロマがたかれていたり、子供用の本が常設されていたり、何より食事が美味しかった。お正月料理だったのかもしれませんが、とにかく豪華。
先付のあん肝ゼリー寄せ、前菜、牛の冷しゃぶは季節感たっぷり、房総らしくクジラのさえずりも
お造りも、単なる刺し身でなく仕事をされているのが嬉しい
格別だったのがノーザンルビーという品種のじゃがいものクリーム煮。ねっとりしていて、ほのかに甘く、美味しかった。
これ以外にも房州さばと岩海苔のせんべい汁やデザートも。すっかり満足です。
翌朝は日の出を狙って海岸線をランニングしてみましたが、あまりの強風に前に進めない…向かい風も辛いですが横からの風も相当辛いです。
何とか、日の出のタイミングまで走って、雲の隙間から日が差すのを待ちました。
その後で温泉でじっくり暖まり、朝ご飯。これまた豪華。
祝い肴は子持ち昆布羽子板や焼きハマグリ、枡大根明太烏賊、黒豆など
お雑煮は金沢仕立て、鴨肉が美味しかった
煮物はかぶ射込み 菊花あん
向付けの鯛の昆布〆め
温物は初雪に見立てた茶碗蒸し
朝からがっつり食べ過ぎちゃいましたが、お正月を満喫した気分。実家でやる正月も良いのですが、なんだかんだで実家に負担が掛かっているのは事実。たまにはこういう正月も両親にとっては良かったかな、と思います。
ただ、最後に寄った木更津アウトレットパークはすさまじい混み方で、ちょっと余計だったかも。最後の詰めが甘かったのが反省点の旅行でした。
皆さんが房総旅行を計画する際にご参考になれば…
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