初代 RCX がリリースされて 15 周年で、大幅な進化をしています。 NXT に何度も心惹かれながらも、Mac との接続は色々と面倒なので見送っていたのですが、今回は iOS にも対応するようなので、これはマストバイなアイテムになりそうです。
Mindstormsって?
LEGO は非常に認知率は高いものの、一般の方々には「子供向け知育玩具」の域を出ないのが日本の状況。しかしながら、世界的に見ると子供はもとより大人がハマっていて、単なるブロック玩具ではなく、歴史的建造物のミニチュア(Architectureシリーズ)やStar Wars の超巨大なセット(UCSシリーズ)、更には芸術家によるアート作品まであったりします。その中でも Mindstorms はセンサーと制御モータを CPU を搭載した制御ブロック (インテリジェントブロック) でコントロールすることができるキットで、ロボティクスの入門用として人気のブロックです。制御ブロックにはプログラムを搭載することができるため、センサーの反応を入力として、モータを駆動するなどの自律動作をさせることが可能です。宇宙エレベータのモデルとして使われていたり、教育用としても活用されています。
レゴ マインドストーム(Mindstorms)は、発売当初のRCXと現状のNXTが主で、他にも派生型がある。当初は、「ロボット発明システムRIS」として売られていた。また、元々はMITメディアラボとレゴのパートナーシップを通して教材としても販売され使われていた。
via: MINDSTORMS – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/MINDSTORMS
敷居が高そうに見えるかもしれませんがプログラミング自体は非常に簡単に行うことができますしPCレスでも可能です。
ロボットに興味はあるけど、なかなか個人では無理だよね、と思っている方にこそオススメしたいセットです。
新しい EV3 のここに注目
新しい EV3 についての情報はまだまだ少なく断片的です。LEGO 社の公式プレスにもあまり多くの情報は載っていません。
CES では速報エントリが多くのメディアからアナウンスされたのですが、やはり情報は少ない状態でしたが、その中でも Engadget と TechCrunch の情報がまとまっています。
こちらは Engadget の速報エントリ
TechCrunch TV で CES でのライブ動画が公開されていました。
これらの情報源を元に気になるポイントをリストアップしてみます。
- 制御ブロックの CPU は ARM9 (Nintendo DS の CPU と同じ)
- 外部 I/F として SD カード、 USB、 Bluetooth、 Wi-Fi、赤外線を搭載
- 付属の赤外線リモコン以外に iOS/Andrid 端末をリモコンにできる模様
- モータ制御ポートが4ポートに
- センサは タッチセンサ、カラーセンサ、赤外線距離センサ、ジャイロセンサが付属
- 日本でも発売されそう
- 発売時期は 2013年後半(7〜12月?)
- 価格は$349.99
従来の NXT よりも格段に拡張性が高まり、また、最新のデバイスや I/F へ対応したことで、より長い寿命を持つことができそうなセットとなっています。
早く、より詳細な情報が出てくることを期待しつつ、為替の変動をドキドキしながら見守りたいと思います。
CES 2013 に関連してikaのエントリも書いていますので、よろしかったらどうぞ。
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