何が変わったのか?
WordPress Codex によるとハイライトは以下の4つ皆さんは何も変化に気づかないかもしれませんが、それでもOKです。
- 自動アップデート
- メンテナンス&セキュリティリリースをバックグラウンドで更新。
- ナイトリービルドを使っている開発者のための毎日の更新。
- より強力なパスワードメーター
- 新しいパスワードメーターによりユーザーにより強力なパスワードを選ぶよう促すことが可能に。
- 検索の改善
- より関連性のある検索結果となるよう改善。
- 国際化対応の改善
- ローカライズ版がさらにすばやく完全な翻訳を更新できるように。
- 翻訳ファイルの更新を含むバックグラウンド更新。
via: Version 3.7 – WordPress Codex 日本語版
http://wpdocs.sourceforge.jp/Version_3.7
どれも自分としては、あまり惹かれるものが無かったのは事実です。
その一方で開発者向けにはここに書けないくらい大量の関数の追加や更新が行われています。
詳細は Version 3.7 – WordPress Codex 日本語版 をみてください。
今後は、これらの新しい関数やフィルターを使ったプラグインなどがリリースされる可能性もありそうです。
バージョンアップをどうするのか
今回はユーザとしてみたら、メンテナンスが楽になる、というメリットはありますが、それ以外は個人的には魅力を感じません。また、バックグラウンド更新は楽になるかもしれませんが、プラグインなどが突然動かなくなる、などのリスクもあるので、私はきっと使わないでしょう。では、それ以外についてはどうでしょうか。今回の修正は 438 件行われています。
Custom Query (Closed Ticket) – WordPress Trac
そのうちバグフィックスは highest 1 件、High 7 件を含む 276 件が修正されています。
Custom Query (Type is defect) – WordPress Trac
これらのバグフィックスのためにバージョンアップしておくことは重要だと思います。さらに、先ほども書いたように、新たな関数やフィルターがでてきているので、これらを使ったプラグインのリリース、あるいは、従来のプラグインがこれらの関数を使う可能性もあります。
3.8 が 12 月にリリースされる予定にはなっていますが、今までの内容から考えて、近日中にリリースされる可能性のある、3.7.1 に一気にバージョンアップしようと思います。3.7.1 が出るという情報はまだどこにもありませんが、通常、メジャーリリースから、それほど時間を置かずにメンテナンスリリースが出ています。今回もその可能性がありますので、テストサイトで 3.7 を評価しつつ、3.7.1 が出たタイミングでバージョンアップするのが良さそうです。
テストが充分に終わっても 3.7.1 がリリースされる気配がなければ、3.7 にバージョンアップをして、3.8 に備えることにしたいと思います。
ちなみに 3.7 のコードネームは Count Basie です。3.6 は Oscar Peterson でした。1.0 の Miles Davis 以降、大きなリリースにはミュージシャンの名前が付けられています。3.8 は誰になるのでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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