Mac

MavericksでGoogleカレンダーが同期できない時はアカウント作成手順を変えれば成功する

Mavericks にして Google Calendar が同期できずに困っていた @azur256 です。何とか解決できたので解決策を書いておきます。



起こっていたこと

Mavericks では Google アカウントを「環境設定」の中の「インターネットアカウント」で設定しますが、ここで Google のアカウントを正しく設定しても、どうしても「カレンダー」だけ設定がエラーになるのです。エラーメッセージは「安全な接続を確立できませんでした」となります。
CalDAV 001

ずっと、こんな感じでリトライします。

CalDAV 002

Mountain Lion だと Gmail という設定項目で何の問題もなく接続ができるので、たぶん Mavericks からの仕様変更なのだと思います。Mavericks をクリアインストールした人はどうやって解決しているんでしょう?

色々と試したのですが、うまくいかなかったので Console でログを見てみたところ、次のようなエラーメッセージが記録されていました(一部、伏せ字にしています)。



なんで、ポート 8443 に接続に行っているんでしょう。
試しに https://www.google.com:8443/calendar/dav/account%40gmail.com/user/ にブラウザからアクセスしてみたら、案の定タイムアウトしますのでポート番号が怪しいです。

アカウントの設定方法

カレンダーのアカウントだけを設定しようとしても「インターネットアカウント」の方で、その Google アカウントが登録されていると、自動で統合されてしまいますので、まずは「インターネットアカウント」から Google のアカウントを削除します。
ローカルから情報が消えますが、後でサーバから情報を持ってくるので大丈夫なはず(無責任ですみません。「消す」という操作なので、念のため自己責任でお願いします)。

アカウントが消えたら、まずは「その他のアカウントを追加」で先に CalDAV のアカウントを作ってしまいます。
CalDAV 003

ここで CalDAV アカウント を追加しましょう
CalDAV 004

「アカウントの種類」で「詳細」を選んでアカウント情報を入力します。
ユーザ名には Google アカウント account@google.com を全部入れます(accountは自分のアカウントを設定します)。
サーバアドレスは https://www.google.com
サーバパスは /calendar/dav/account%40gmail.com/user/ を入力します(ここも account は自分の Googleアカウントを入れます)。
ポートは 443 で SSL を使用します。

CalDAV 005

パスワードを聞かれるので入力すると、カレンダーだけチェックの入った Google アカウントが設定されます。

CalDAV 006

後は、メールや連絡先など必要なものをチェックすれば、それらもきちんと同期されます。う〜ん、何かが変わったか、あまり話題になっていないようなので、普通の人はうまくいくんですかね?
(Mountain Lion などから移行した場合は、認証済みなのできっと問題ないのだと思います)。

いずれにせよ、無事に Google カレンダーを連携することができました。もし、同じようなことでお悩みの方は試してみてください。



最後まで読んでいただきありがとうございます。

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