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特急列車が迂回? 不思議な感じだったので調べてみた

最近は新幹線での移動にめっきり慣れてきた @azur256 です。今日もいつものように新幹線の窓側に陣取り、充電の準備をしながら目を上げたらテロップに見慣れない単語が流れています。その単語は「迂回運転」、どういうことなのか分からなかったので調べてみました。



ThunderBird 001

迂回したのは特急サンダーバード


流れていたのは「特急サンダーバード」という列車が、湖西線が強風のために迂回するというテロップでした。
ThunderBird 002

特急が迂回をする、しかも工事とかの計画的なものでなく強風で…何のことか全く理解できませんでした。そもそも特急サンダーバードとか湖西線という単語は新幹線のアナウンスで聞いたことがある、というレベルでしか知識を持っていません。

ちょっと調べてみたところ、この「迂回」は想定されたバックアッププランのようです。

特急サンダーバードというのは、大阪と金沢・富山などの間を走る特急列車。最高速 130km/h に達し、大阪と金沢の間であれば2時間半くらいで到着してしまうそうです。
この最高速が出るのが湖西線の路線なのですが、この湖西線には、比良おろしと言われる強風が横から吹きつけ、しかも湖西線は高架線のため脱線のリスクが高くなるため減速運転や運転見合わせが発生するらしい。このような事態が発生することを想定して、たとえ到着時刻が遅れることになったとしても遅延幅を計算することができる、琵琶湖の東側を走り米原を抜ける迂回ルートを持っているとのこと。

乗客からすると定刻通りに運行して欲しいとは思いますが、それができなくなったとしてもバックアッププランがあるというのは心強いものです。

それにしても JR というのはスゴイ組織です。強風を想定したバックアッププランを作るということもスゴイですし、新幹線にいたっては、世界トップレベルのスピードで走る新幹線を1時間に10本も走らせたり、東京-新大阪間の所要時間を「3分」短縮、というレベルでの改善をしたり、日本人として誇りに思います。

ちょっとした単語を見かけただけですが、色々と勉強になりました。

参考にした情報:




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