クライズラー&カンパニーらしいままに円熟した楽曲
クライズラー&カンパニーのアルバムが出ると聞いて早速予約をしました。
あのクライズラー&カンパニーが再結成、新譜もリリースされるとのことで早速予約しました
アルバムのタイトルは NEW WORLD、長い年月を経て音作りやアレンジが全く新しく変わってしまっているのではないかという不安もよぎりましたが、一曲目の「新世界」を再生したとたんに、20年近く前の世界に一気に引き戻された気分でした。
一瞬、1993年に発売されたアルバム Performer “Live in Salzburg” を聞いているのかと錯覚するくらい、以前と全く変わっていない方向性…いや、もしかしてほとんどアレンジもせず、再録しただけ?と思うくらい、以前と同じ世界観での演奏が続きます。
しかし、途中から以前とは違うアレンジが入り、そしてよくよく聞くと3人の音作りや演奏が以前よりも遥かに深みのあることに気付かされます。今回は以下の 12 曲が収録されています。
- 新世界
- 白鳥の湖
- ブライダル・コーラス
- 春
- 亡き王女のためのパヴァーヌ
- グリーンスリーブス
- ヴィーナス・ラブ
- ユーモレスク
- 恋は魔術師
- フィンランディア
- 水族館
- カプリス(威風堂々/カプリス No.24)
3曲目の「ブライダル・コーラス」と10曲目の「フィンランディア」以外は彼らが過去に良く演奏してきた楽曲ですが、どれも過去のものとは違った一面を見せてくれつつ、クライズラー&カンパニー路線の延長線上にあるとても満足感の高いアルバムです。相方は「昔のようなキレがない〜」と言ってましたが、それこそ円熟ということで良いのではないでしょうか。
最近は、葉加瀬太郎は知っていてもクライズラー&カンパニーは知らないという方もいらっしゃるかと思います。そんな方に是非お勧めしたい一枚です。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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