今日ご紹介する Glympse はそのプライバシーを守りつつ、位置情報を簡単に共有することのできるサービスです。
Glympse とは?
スマートフォンの位置情報を共有するためのサービスです。スマートフォンに専用アプリをインストールして位置情報を共有することで、その位置情報を特定のユーザの間で共有することができます。
また位置情報を提供せずに位置情報を参照するだけ、という使い方もできます。
Glympse の公式サイトはこちら。ここで位置情報を確認することもできます。
また、iPhone 用のアプリはこちら
Glympse – GPS位置情報を家族や友人と共有 (価格: 無料)
カテゴリ: ナビゲーション
販売元: Glympse Inc.
Android もクライアントはあります。Google Play で検索してみてください。
Glympse のお勧めポイント
最近、このようなサービスを Google や Apple も提供していますが、Glympse をお勧めする理由を書いてみます。
- 特定の SNS やスマートフォンに依存しない
Glympse にユーザ登録しなければならないという新たなハードルがあるのは事実ですが、逆に SNS のアカウントとリンクしないですし、iPhone だけ、とか Android だけ、という制約もありません。
そのためイベントの運営スタッフなどで、色々な人にご協力いただくような場合でも、SNS で友達にならないといけない、などの制約がないのは安心です。 - 位置情報の公開は時限制
位置情報の扱いはプライバシーを保護するためにも、十分な配慮が必要です。共有する側が意識しなければならない情報であることは事実ですが、イベントのサポートスタッフをして頂く方が安心して使えるサービスであることもスタッフ用ツールの選定基準としては大事です。Glympse の位置情報共有は、基本は時限共有です。共有を始める時に、どのくらいの時間を共有するかを指定することができます。
そのため、サポートスタッフの方々と共有を開始する時に、イベント終了時刻までの共有時間として設定しておくことで、イベント終了後に位置情報をトレースされることが無くなります。位置情報の共有解除忘れがなくなるだけでも、とても魅力的なサービスだと言えると思います。 - 簡単な位置情報共有
Glympseの位置情報は共有するたびに URL が発行されます。この URL を知っている人は誰でも位置情報を見ることができます。そのため、イベント用の連絡手段で自分の位置情報URLを共有するだけで、他の人に位置を把握してもらうことができるようになります。
スタッフが大人数の場合、全員で位置情報を知らせあうのが大変なので、そのような場合は「タグ」といわれる機能を使います。位置情報を共有する時にはタグに対して位置情報を共有、参照する時はタグを参照、このようにすることでタグに割り当てられた URL を知っている人は、タグに対して共有された人全員の位置情報を確認できます。
このように、とても簡単に、かつプライバシーに配慮して位置情報を共有できるツールなので、例えば友達同士で遊園地に遊びにいったりする時にも便利に使えると思います。
(高さ情報が無いので、デパートのような高さの違いは把握できません)。
Glympse の使い方
Glympse を使うのはとても簡単です。まずは、Glympse のサイトにアクセスしてユーザ登録をしましょう。次に、アプリをインストールします。
あとは自分の位置情報を共有するだけです。以下は iPhone 版を例にご紹介します。Android 版でもほとんど同じだと思います。
左のメニューから「ロケーションを共有」を選びます。
次に宛先を選びます。ここで、電話番号やメールアドレスを直接入力して共有することもできますが、左端にあるプラスマークをタップすることで、宛先選択画面に飛ぶことができます。
宛先選択画面がこちら。クリップボードを宛先に入れたり、タグに送信したりできます。
ここで、「クリップボードにコピーする」を選び、前の画面に戻ると位置情報を共有する時間が設定できますので、ここでどのくらいの時間設定するかを決めましょう。
最後に「送信する」を選ぶことで、自分の位置情報 URL がクリップボードにコピーされますので、メッセンジャーなどで共有することができます。
また、宛先としてタグを選ぶことで、そのタグに対して位置情報を共有することができます。
共有した時間が切れてしまうと、その切れた位置の情報が最終情報として残ります。位置情報を再開したい場合、あるいは、共有する時間を延長したい場合は、「履歴」から共有情報を選び、「再共有」したり「延長」したりすることもできます。
他にももっと便利な使い方が色々とあるようなのですが、ここまでの機能でも十分便利です。
皆さんも機会があったら使ってみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
左のアイコンをクリックして、このブログを Feedly に登録していただけると嬉しいです
Facebook ページでも情報を発信していますのでよろしかったら「いいね!」をお願いします
RSSリーダへの登録は こちら からどうぞ。
コメントを残す