そんなライフラインの要を担う事になる GL10P をまだ1週間ですが使ってみた感想を書きたいと思います。
通信速度と安定性は概ね良好
まずは何といっても通信状況。ネットワークスピードは先日の機種変更のエントリで書きましたが GL04P に比較して格段に高速になりました。イー・モバイル GL10P に機種変更しました
基地局との接続安定性だけでなく、端末との接続安定性も今のところ概ね良好です。気にしていた3日で1GBの容量制限もいまのところ受けていません。ただ、こればかりは出張だの旅行だのという行動パターンとの兼ねあいになるので、まだまだ1週間程度で結論を出して良いものではないと思っていますので、もうしばらくしてからレポートしたいと思います。
機種については色々と課題が…
通信環境的には良いのですがルーターの機能としてはいくつか課題が見えてきました。すでに色々なところで言われている問題もありますし、個人的に気になっていることもあります。回線切り替えができないのは相当不便
これはもう色々なところで言われている話なのですが、複数の回線を掴めるという効果の反面、回線種類を手動で切り替えられないため、低速回線を掴んだままになることがあるのです。最初はA回線とB回線を切り替えられないのか、と思っていたのですが、A回線はイー・モバイルの回線、B回線はソフトバンクの回線になっていて、ソフトバンクの回線の中での回線切り替えが今一つな感じです。
それぞれの回線と回線種別はこんな感じになっているそうです。
A回線 | EMOBILE G4 |
B回線 | AXGP、EMOBILE LTE、ULTRA SPEED |
どの回線がどのくらいのスピードなのか、ってのは調べてもよく分からないので、できるだけ AXGP で繋がってくれればいいや、という感じの使い方をしています。
下り最大110MbpsのAXGP網(2.5GHz)をはじめ、下り最大75Mbpsのイー・モバイルのLTE網(1.7GHz)、W-CDMA方式では下り最大21Mbpsのソフトバンク網(1.5GHz)、イー・モバイル網(1.7GHz)もサポート
via: イー・モバイル、AXGP対応「Pocket WiFi GL09P」向けプラン発表 -INTERNET Watch
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20130718_608045.html
A回線を掴んでいると画面上に 「3G EMOBILE A」 って出るみたいですが、この時は遅いですね。この写真はなぜか「3G」という表記が出ておらず「EMOBILE A」とだけ出ています。これは何だろう…
ちょっと電波の悪いエリアで 3G 表示がでると、LTE エリアに入ってもなかなか 4G や LTE に戻ってきてくれません。電源を再投入すれば 4G や LTE で繋がるので電波的には問題ないはずなのですが、これが不便なんですよね。電波事情が悪くならないと再スキャンしないのでしょうか。新幹線とかで移動しているとついつい遅い電波を掴まされたままになることがあります。
そしてもう一つ勘違いをしていたのですが、ソフトバンクの iPhone が 3G の電波を掴んでいても GL10P は電波を掴まないことがあります。トンネルの中などで iPhone は 3G で繋がっているのですが、イー・モバイルは圏外になります。GL10P のソフトバンク 3G は ULTRA SPEED と書かれているので 1.5GHz帯だと思われ、私が確認したソフトバンクの iPhone は 900Mhz帯の 3G (いわゆるプラチナバンド) を掴んでいたのかもしれません。
操作性で気になる点
タッチパネルになったので少しはもっさりするのかな?と思いましたが、動作を割と軽快なのでタッチパネルがダメ、という感じではありません。しかし、細かいところでは気になることがいくつかあります。
例えば、電源をOFFにする操作では、画面が暗転している時(ディスプレイ消灯モード?)に電源ボタンを長押ししても電源が切れず、まず軽く電源ボタンを押して画面を表示させてから、再度長押しで電源が切れます。
また、パスコードロックを使っているのですが、パスコードを一回解除するとディスプレイ消灯モードに入ったくらいではパスコードを聞かれません。長い事放置しているとパスコードを聞かれるようになるのですが、どのくらいの時間待てばパスコードを聞かれるようになるのかわかりませんでした。
どう使ったら良いのかわからない機能に、通信量上限のお知らせというのがあります。設定するとホーム画面上にデータ通信量が表示されるのです。
毎月のデータ通信量の目安にはなりそうですが、設定画面で設定できる最大通信量というものが何なのか、よく分かりませんでした。3 日で 0.7GB を上限にしてアラームを出すとか設定できたら便利そうなんですけどね。
また、端末が GL10P に繋がっているにも関わらず GL10P が圏外だと内蔵の Web サーバからこんな画面が送り返されてきます。
「ホームに戻る」のボタンを押すとこんな画面になります。接続、とやっても圏外だと接続できませんから、こんな画面を返す意味はないのでは?
アプリによってはデータが返ってきたと思って誤動作するやつも居そうです。最近は HTTP プロトコル上に色々とデータを流しているので、その経路でこんなもん返されたらはた迷惑ですね。
ちなみに、このまま待っていて回線が接続されるとこんな画面になります。
だから?って感じなのですが、仕方ないんですかね。
さてさて、一週間ばかり使った感想なので、まだまだ使い込んだら違った観点が出てくるかもしれません。何かあったらまたレポートします。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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