ドナーも健康であれ
骨髄バンクに登録すると、骨髄が必要な患者さんとの間でHLA型(白血球の型)が一致するかがチェックされるようになり、一致するとドナー候補者の一人として選出されて初期コーディネートが可能かどうかの調査が始まります。健康診断の時に書くような問診票を提出することになります。
この問診票の提出後に適合調査などの工程を経て、ドナー選出されるかどうか、が決まるわけです。
当たり前なのですが、人様の健康の前に自分が健康でないといけません。ドナーとして提供者になるためには、献血のような軽いノリではなく、手術になりますから健康であることが必須です。最近は年相応に体にも色々とボロが出てきているため、その旨を正確に申告したところ…提供手術により私の健康状態への影響が懸念されるということで、一年間のドナー登録保留となりました。当然、今回のコーディネートも終了です。
私と適合する可能性のある患者さんがいらっしゃったことを思うと、申し訳ないという気持ちもありつつ、他のドナーの方の適合が進むように祈るしかありません。
今回、コーディネート対象に選ばれて、真剣に骨髄ドナーとは何なのかを勉強し直しました。ドナー候補選定の連絡時にこのようなハンドブックが同封されていたのです。
非常に正確に詳細にドナーについて記載されているので、正直不安になる部分もあったりしましたが、いざ覚悟して提供しようと思ったのですが、覚悟以前の問題に阻まれました。ドナーは若いうちに限るということですね。
そうそう、骨髄移植に関しても最近はプライバシーの配慮について注意が促されていました。先ほどのハンドブックの中に「提供日や場所など、お互いが特定される可能性のある情報は公開しないように」書かれています。このエントリもドナー適合の通知をいただいてからだいぶ経ってから書いていますので特定はされないことでしょう(ドナーにもなっていないので、配慮不要なのですが…笑)。
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