TextExpanderでアプリケーション毎に使うスニペットを切り替えよう

久々に TextExpander ネタが続いている @azur256 です。

先日 Xcode を使っている時にブログ用のスニペットが展開されてしまい不便だったので、アプリケーション毎に使うスニペットを変更するように設定したのでご紹介します。

TextExpander はどのアプリケーションで利用するかを設定画面で指定することができます。ただ、スニペットを展開して欲しくないアプリケーションがそんなにあるわけでもないので、ここでは全てのアプリケーションで展開する (All applications) を選択しています。

しかし、冒頭のようにスニペットは展開したいのだけどアプリケーションによっては特定のスニペットは展開したくない、というようなことがあります。

そのような場合、展開したくないスニペットが含まれているスニペットグループの設定でアプリケーションを指定することができます。

“Expanded in” というメニューで利用するアプリケーションを指定することができます。

指定の方法は次の 4 種類です。

すべてのアプリケーション
〜以外のアプリケーション内
〜のアプリケーション内のみ
アプリケーションなし (使用不可能)

今回はブログ用のスニペットを Xcode で使えないようにしたいので、Blog という名前のスニペットグループにスニペットを集めて “〜以外のすべてのアプリケーション内” を選びます

そしてアプリケーションの一覧から Xcode を選択します

これで Xcode を起動した時に Blog スニペットグループのスニペットは展開されなくなります。

“Expand in” のもうひとつの使い方をご紹介します。

作ったのは良いけれど使わないスニペットができたりした時に、スニペットは無効にしたいのだけど展開するスニペットの内容は消したくない (スニペットを削除したくない) というような場合があります。

このような時は専用のスニペットグループを作って “Expand in” を “アプリケーションなし (使用不可能) ” に設定しておくことで使わなくなったスニペットを動作はしないけれども残しておく、ということができるようになります。