【注記】
この方法で動いたつもりでしたが、展開できないという連絡をいただき試したところ確かに展開されませんでした。Fill-in ダイアログは出るのですが OK を押しても展開されません。申し訳ありません。
もう少し調べて、原因が判明したら修正します。
その質問とは…
@azur256 はじめまして。 Textexpanderの記事拝見しました☆ 質問ですが、File in の”default”項目に今日日付を入れる方法はありますか? %Yの%がぶつかって化けます汗 %filltext:name=ymd:default=%Y%m%d_test
— Takashi Nakanoさん (@SLW_Taa) 7月 17, 2012
というもの。
質問のパターンだと、 %Y の % を検出したところで Fill-in が閉じてしまい、期待したことができません。
つまり Fill−in のデフォルト値に % を使うことは原理的にできないため、他の方法を考えなければなりません。
幾つか考えたのですが、結局 Default に今日の日付を文字列として入れることで対応することにしました。今日の日付を文字列として入れこんだ Fill-in の文列を出力することで Fill-in を動作させようと思います。
Fill-in の文字列を作るために Ruby を使います。ただし、TextExpander の Content に直接書いてしまうと、変換されてしまうので外部ファイルに書いたものをロードする方法で対応します。
まず、TextExpander の Content は ShellScript モードで次のような Ruby スクリプトを書きます。実際の外部ファイルの場所に合わせてロードするパスやファイル名を変更してください。
1 2 |
#!/usr/bin/ruby load File.join(ENV['HOME'], "sample.rb") |
実際の Fill-in の文字列は外部ファイルの方で生成します。このファイルは先ほどの TextExpander で設定した Sample.rb の内容です。
1 2 |
today = Time.now puts "%filltext:name=ymd:default=" + today.strftime("%Y%m%d") + "%" |
Fill-in の文字列に今日の日付を連結することで、Defaultに今日の日付の入った Fill-in 文字列を作ります。TextExpander の Contents に読み込むことで、Default に今日の日付を入れた文字列が出力されて Fill-in が実行されることになります。
思ったより複雑になってしまいましたが TextExpander に解釈される文字列を外部で作って読み込ませることで色々と複雑なパターンにも対応することができるようになりますので、色々と応用してみてください。
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