Architecture シリーズはその完成度の高さから、オススメのセットが目白押しなのですが、ピース数も 1188 pcs を使い非常に細かい作りで素晴らしいセットになっています。
![_DSC6315.JPG DSC6315](http://azur256.com/wordpress/wp-content/uploads/2013/07/DSC6315.jpg)
日本の建造物なので日本向けの配慮も色々
さすがに日本の建造物だけあって、パッケージにも日本語表記があります。
![_DSC6318.JPG DSC6318](http://azur256.com/wordpress/wp-content/uploads/2013/07/DSC6318.jpg)
背面の説明も日本語があります。
![_DSC6322.JPG DSC6322](http://azur256.com/wordpress/wp-content/uploads/2013/07/DSC6322.jpg)
LEGO は出荷国別の商品を作っていないのでインストラクション自体は英語版がバンドルされているのですが、インストラクションの中の帝国ホテルについての説明部分を日本語訳した PDF が以下からダウンロードできます。
http://architecture.lego.com/ja-jp/products/architect/imperial-hotel/
![_DSC6323.JPG DSC6323](http://azur256.com/wordpress/wp-content/uploads/2013/07/DSC6323.jpg)
まずはベース部分の作成
お約束のネームプレート。さすがに漢字ではないんですね(汗
![_DSC6330.JPG DSC6330](http://azur256.com/wordpress/wp-content/uploads/2013/07/DSC6330.jpg)
まず 12×12 のプレートを組んでいきます。エントランス前の池の部分でしょう。
![_DSC6331.JPG DSC6331](http://azur256.com/wordpress/wp-content/uploads/2013/07/DSC6331.jpg)
あっという間ですが、両サイドに翼を広げたような形でプレートを組んでいきます。
![_DSC6335.JPG DSC6335](http://azur256.com/wordpress/wp-content/uploads/2013/07/DSC6335.jpg)
更にベース部分にプレートを組み込んでいき、全体のベースが構成されました。
![_DSC6339.JPG DSC6339](http://azur256.com/wordpress/wp-content/uploads/2013/07/DSC6339.jpg)
ここから細かい作り込み
大きいセットなのに、一つ一つの作り込みが細かいのが Architecture シリーズの醍醐味です。今回も細かい作り込みが沢山あります。エントランスの柱部分です。
![_DSC6340.JPG DSC6340](http://azur256.com/wordpress/wp-content/uploads/2013/07/DSC6340.jpg)
組み込むとこのようになります。
![_DSC6341.JPG DSC6341](http://azur256.com/wordpress/wp-content/uploads/2013/07/DSC6341.jpg)
格子もこのように作って
![_DSC6346.JPG DSC6346](http://azur256.com/wordpress/wp-content/uploads/2013/07/DSC6346.jpg)
はめ込みます。
![_DSC6348.JPG DSC6348](http://azur256.com/wordpress/wp-content/uploads/2013/07/DSC6348.jpg)
このプレートの嵐は気が遠くなります。内装と外壁の両方をまとめて組み上げます。内装は白、ベージュ、グレーの積層構造。
![_DSC6352.JPG DSC6352](http://azur256.com/wordpress/wp-content/uploads/2013/08/DSC6352.jpg)
外壁部分の造形はこんな感じになります。
![_DSC6355.JPG DSC6355](http://azur256.com/wordpress/wp-content/uploads/2013/08/DSC6355.jpg)
さて、ここから一気に進んで…2階部分の外壁も同じ構造の繰り返しパターンで作っていきます。これが気が遠くなる作業なんです
![_DSC6364.JPG DSC6364](http://azur256.com/wordpress/wp-content/uploads/2013/08/DSC6364.jpg)
少し引くとこんな感じになります。美しいです。
![_DSC6362.JPG DSC6362](http://azur256.com/wordpress/wp-content/uploads/2013/08/DSC6362.jpg)
そして、完成!
![_DSC6374.JPG DSC6374](http://azur256.com/wordpress/wp-content/uploads/2013/08/DSC6374.jpg)
Robie Houseと比較しても負けていない大きさと重厚感。これは良いセットでした。
![_DSC6388.JPG DSC6388](http://azur256.com/wordpress/wp-content/uploads/2013/08/DSC6388.jpg)
今後への期待
今回は Adam Tucker ではなく Rok Kobe のデザインなんですね。Rok Kobe は 21013 Bigben をデザインしていますが、Bigben は持っていないので、この Imperial Hotel が Rok Kobe のデザインとして初のセットになりました。
A word from the Artist – Rok Kobe
The task began with choosing what to actually represent in LEGO; the whole of the hotel, or only the entrance lobby that was dismantled and reassembled at the Meiji-mura open-air architectural museum. This part of the building showed great potential for fulfilling my aspirations.via: LEGO.com Architecture Imperial Hotel – Design the Model
http://architecture.lego.com/ja-jp/products/architect/imperial-hotel/design-the-model/
彼のデザインは、 Adam Tucker が特徴をしっかり捉えて強調するデザインをするのに対して、より忠実に再現したデザインにしようとしているような気がします。
どちらのデザイナも作り出すものは作品のレベルです。今後も楽しみです。
そしてもう一つの期待ですが、今回は日本の建造物とはいえ、フランク・ロイド・ライトの作なわけで、できれば日本の建築家が設計したものを題材にして欲しいと切に願うわけです。
安藤忠雄さんや丹下健三さんあたりなら世界的にも通用しているわけで、丹下健三さんの広島平和祈念資料館や東京カテドラル聖マリア大聖堂あたりなら、モデルとしても良さそうな気がするのですがどうでしょう。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。
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