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[WP] ウェブマスターツールでMicroformatsがエラーになるとSEOに影響がある?分からないけどとりあえず修正だけはしてみた

Google からの検索流入は以前の10分の1に減っている @azur256 です。最近、Google が Microformats を見るようになったのかエラーが出てると SEO 的に良くないぞ、というような記事を見かけたので、ちょっとだけ対策しました。



Microformats 003

Microformatsを見るようになったらしい

多分、以前はウェブマスターツールでエラーは出ていなかったはずなので、いつからか見るようになったのだと思います。ウェブマスターツールの構造化データ

だいぶ前から Google ウェブマスターツールの「検索のデザイン」→「構造化データ」でエラーが発生しています。データタイプ hentry で updated と author が無いよ、と言われているのは知っていたのですが絶賛放置中でした。

重い腰を上げたのは ENJILOG さんで SEO 的にまずいんじゃないか、という話題になっていたから。まずいかどうかは分からないですが、エラーは出しておきたくないのでこの機会に修正することにしました。

WordPressユーザー要注意!〜構造化データのエラーでアクセス激減

確かに hentry という class が指定されています。これは WordPress のテーマで post_class というメソッドを使っていると自動で指定されます。

Microformats 002

こちらのサイトでは hentry を取る方法で対応されていました。

ウェブマスターツールの構造化データ(hentry)のエラー対策 « パソコンやホームページに関するITの部屋

私も最初は同じように以下のコードを functions.php に書いて hentry を削除しました。



この対策をすることで、確かに hentry が削除されましたので、エラーも出なくなるものと思います。



Microformats も捨てがたい

Google が何らかの理由で Microformats を見るようになったのであれば、本当は Microformats を出力しておいた方が良いはずです。

そこで hentry を削除するのではなく、hentry を出したまま Microformats の必須属性である updated と author を出力するようにしました。修正は single.php に対して行いました。

まずは updated の方です。本当は更新日とすべきなのですが公開日を出力している部分に updated を出力するようにしました。


次に author ですが、こちらは Stinger3 では出力されていないのでやや強引ですが、以下のようにして出力するようにしました。リンク先は Google+ プロフィールにしようか迷ったのですが、ひとまずは Facebook ページにリンクさせました。



この状態でウェブマスターツールの特定のエラーをリンクして表示されるダイアログから「ライブデータをテスト」を押すとエラーが解消されているかを確認することができます。

Microformats 004

無事にエラーが解消され Microformats も認識されていました。ウェブマスターツールのエラーは再クロールされないと変化しないので、解消されるかの確認にはしばらくかかると思いますが、多分大丈夫になったと思います。

参考情報

Microformats の hentry 詳細
hentry · Microformats Wiki

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